映画を観るoo2
おはようございます。あなたのトリコ、あなたもトリコ、白鳥です。
今日は四連休最終日のようですね! わたしは今回は連休じゃありませんでした! 出勤者が減った職場で貴重な体験をしてきました! いい休日!
まあ~新人なのでね、ミスも思い違いもたくさんあるんですけど、新人のうちですからね、そういうのが許されるのは‥‥!
プロ新人(あちこちで何度も新人やってきた)なので、したたかに行きます。
Amazon prime video視聴、休み休み続けてます。偉い。
前回のあとに観たのは以下の作品。
・彼らが本気で編むときは、
・舟を編む
・永い言い訳
・映画刀剣乱舞-継承-
・ドラマスペシャル『二つの祖国』
・こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
あっ、ぜんぶ邦画だ! 邦画だね! イエイ! 『二つの祖国』は映画じゃなくてドラマだけど。
お気に入りというかオススメというか、を選出するのは難しいな‥‥どれも違う方向によさがあるのですよ。
「舟を編む」「永い言い訳」は、オーソドックスでストレートなドラマ。別にほかの作品が変化球ってわけじゃないんだけど、問題が登場人物たちのなかにしかないから、楽しみやすい作品じゃないかなあ。
といってシンプルな物語でもない。どちらも心情描写がとても丁寧。「舟を編む」の主人公は心底から応援したくなるし、「永い言い訳」は人間の描き方が本当によい。主人公の、人を責めるときのネチネチした言い回しが嫌いで、そこがすごくよい。
「彼らが本気で編むときは、」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」は、現在の社会に問題提起する作品。もちろん提起するだけの作品ではない。社会的に不利な立場にありながら、周囲の人たちと助け合い、わかり合いながら生きていく姿は、どうしても美しい。
ただマイノリティを扱っている都合上、人によっては楽しみづらいと思う。現実の問題から目を背けたい、理解したくない人には向かない。
「映画刀剣乱舞-継承-」は完全にエンタメ。なんだけど、物語の構成が素晴らしい。原作ゲームは未プレイなんだけどちょっと興味湧いちゃう。
ただ原作がゲームなせいか、登場人物の色味が‥‥気になって気になって‥‥なぜこれを実写映画にしたのか‥‥でも殺陣はかっこよかったから実写でよかっ‥‥わからん‥‥。
「ドラマスペシャル『二つの祖国』」、これも考えさせられる話だった。
家族でありながら、そのときにいた国が違うだけで、敵と味方に分かれてしまう。国への忠誠とはなにか、家族のいる国と戦えるのか、それぞれが苦悩し、ぶつかり合う。悪いのは戦争だと、本当はわかっているのに、目の前にいる大切な人を傷つけてしまう。
そして差別。
日系人の話だから差別されているのは日系人だけど、今の日本でも似た問題がずっと残っている。先の東京都知事選でもトンデモな候補者がいたけどさ、在日○○人は国へ帰れとかさ、しょっちゅう見かけていやな気持ちになったなあ。
差別しながら、しかし自分たちの利益のために、いいように利用する。差別された側は生きるため、同胞のため、あるいは自分の正義のために、わかっていながら利用されていくしかない。
戦争そのものはすでに過ぎたこと。だけど差別に関しては、これからもずっと、みんなが考え続けていかねばならない。
最近やっと読み終えたんだけどこの本がよかった。
「最新 差別語・不快語」(にんげん出版)
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差別とはなにか、ヘイトスピーチとはなにか、考え方について丁寧に解説している。教科書みたいな本だった。読みやすいので是非。
さて、次はなにを読もうかしらね。
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